岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

お口にまつわる豆知識TIPS ABOUT ORAL CRAVITY

2021.03.07むし歯と唾液

1989年より推進されている、8020運動とは、80歳になっても20本以上の歯を保とうという運動です。歯を失う大きな原因としては、むし歯と歯周病の2つが挙げられます。

むし歯と歯周病の予防策はまず歯の汚れを取る、歯磨きや定期的な歯科医院でのお掃除ですが、唾液も重要な要因と考えられます。
唾液には、歯や粘膜表面から汚れを洗い流す作用がありますし、飲食により酸性に傾いた口の中を中性に戻す作用もあります。
また、唾液中のカルシウムなどが歯面の再石灰化を促します。ラクトフェリンや免疫グロブリンといった抗菌作用を有する成分もあります。このことから唾液が少なくなるとむし歯になりやすいこともあります。

成人では、1日に1-1.5リットル作られていますが、緊張・ストレスや加齢や投薬内容、疾患によっても、唾液分泌が減少することもあります。

口の中がねばねばしてきたら歯科受診するのもありですねぇ。

引用:大阪府歯科医師会 歯と口の健康アラカルトより

 

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