岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

お口にまつわる豆知識TIPS ABOUT ORAL CRAVITY

2023.04.28フッ化物配合歯磨剤の濃度について

フッ素は、歯を丈夫にして、むし歯になりにくくする方法としてよく用いられております。

もちろん、フッ素塗布だけでなく、歯磨きの仕方・歯磨きをする回数時間も、むし歯予防には欠かせません。

私も、毎食後フッ素入りの歯磨き粉(フッ化物配合歯磨剤)を使っております。

そんなフッ素入り歯磨き粉ですが、今年初めに日本小児歯科学会をはじめ、4学会合同でフッ素の濃度について発表がありました。

端的にいうと、推奨濃度が大きく上がりました。

5歳までは900-1000ppmF6歳からは1400-1500ppmFです。

なかなか上がりましたねぇ。詳細は、学会ホームページで御確認下さい。

もちろん使用に関しては、歯科医院で指導をうけて、お子さんが大量に飲み込んだり、歯ブラシでケガしないように注意が必要です。


フッ素入り歯磨きを効果的に使用して、むしば予防を図りたいですね。

2023.04.016歳臼歯は 歯の王様 【すごく大切なんですよ】

6歳臼歯について

①臼歯はしっかり 噛むために大切です。

6歳臼歯は、奥歯で最初に生えてくる(6歳 頃)永久歯で、この歯が生えてくる事で乳歯 の時よりも噛む力がすごく強くなります。

しっ かり噛めるということは、身体にとって良い事 ばかりです。

●唾液がよく出て消化を助けたり、口の中を きれいにします。

●筋肉や骨をよく動かし、身体の成長を助け ます。

 

② 臼歯は歯並びを保つのに大切です。

乳歯は6歳頃から中学校卒業までの間に、 ほぼ永久歯に生え替わり大人の噛み合わせ になっていきます。

このとき、最初に生える6歳臼歯の位置が目 安となり、その後に生えてくる永久歯の位置 が決まります。

ですから6歳臼歯が早いうち に無くなったり、ムシ歯になると、歯並びや噛 み合わせが悪くなります。

③ 生え始めが危ない

6歳頃に一番奥に生えてくる永久歯は、 まだ自分ではしっかり磨けません。大人が、 歯磨きを助けてあげてください。 ●生え始めは、歯ぐきにおおわれて少しずつ 顔を出してくるので、歯ぐきとの間に、汚れ がたまりやすく、とれにくいのが特徴です。 ●生え始めは、まだ表面が完全に硬くなって おらず、非常にムシ歯になりやすい状態です。 ●歯の噛み合わせる所にある溝も深く、、汚れ が付きやすくなっています。

定期的な歯科受診を続けて、大切な6歳臼歯をむし歯にしないように、また、むし歯になった場合でも早めに発見・治療をしていきたいですね。

 

大阪府歯科医師会 ホームページより

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