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2018.07.18血液臨床応用再生療法

インプラント治療を行う際、そもそも、インプラントで歯をかぶせる方は、歯周病やむし歯でご自身の歯を抜歯しているわけです。
抜歯した歯槽骨は、健全な歯の歯槽骨に比べて、弱っている、物理的に歯槽骨量が少ないケースが多々あり、インプラントの際に、骨造成(GBR)といいますが、歯槽骨を再生することがあります。
むしろインプラントをする場合、どこの歯科医院や大学病院でも、行なうことが多い処置なのです。

方法や材料は、多種多様で、すべてを記載しませんが、当院の考えとして、出来るだけ、リスクが少なく、牛や他の動物からの材料を使わない方法として、化学的な骨の材料と、ご自身の血液10cc程度を採血して行うことがあります。
もちろん、インプラントをする方、全員が採血するわけではありません、むしろ9割くらいの方が採血せずに、骨造成を行うことが可能です。

 

血液臨床応用再生療法7月15日に、そういった内容の勉強会に参加してきました。

実際、採血した後、どのようにしていくかというと、血液が入った試験管を遠心分離器にかけて、血清を分離します。
その時の回転数や時間、抗凝固薬をいれるかどうかで、PRP、PPPやPRGFとかA=PRGFといった血餅を生成し、創部に利用していきます。

そうすると、傷の炎症がましになったり、治癒がはやくなるという報告が出ております。
最近では、プロ野球選手の方が、歯ではなく、身体の治療で利用し、少し話題になったかもしれません。
インプラント業界では10年前くらいより存在し、年々新しい技術が開発されています。

なんか怖そうなタイトルでしたが、逆に自分の血液を少量利用することで、他の動物(狂牛病等)の感染リスクが減り、治癒が良くなるという、なかなかに画期的な技術のお話でした。

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