岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

お口にまつわる豆知識TIPS ABOUT ORAL CRAVITY

2024.01.30むし歯と時間の話

私たちは毎日食事をします。

食事をすると、食事の砂糖をエサにして、むしば菌 ミュータンスが酸を作り出します。

もともとお口の中は、中性(化学の時に出ました。)ですが、その酸により歯の表面が酸性度に少し傾きます。

そうなると歯の表面のエナメル質が少し溶け出しちゃいます。このことを脱灰といいます。大変です。

ただ、お食事が終わり、唾液の緩衝作用や歯みがき・うがいにより、また歯の表面が中性に戻っていきます。

唾液の中には、カルシウムとかがあり、今度はさきほど少し溶けたエナメル質が修復されます。このことを再石灰化といいます。

お食事のたびに、だれでもこの脱灰・再石灰化が起こるので、両者のバランスが大事です。

つまり、同じものをだらだら長時間食べていたり、食後すぐに歯みがきをしない場合、脱灰の時間が長くなる、

むしばにすすんでいく可能性があるのです。

よくあるのが、家事とか勉強をする際に飴ちゃんをずっとなめているとか、

毎晩2時間くらい、お酒を飲みながらお食事をするとか、、、(ギクッ)


食べたらすぐ歯みがきしましょう!!

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