岸辺の松本歯科医院|吹田市の歯医者(歯周病治療・歯科治療全般)

お口にまつわる豆知識TIPS ABOUT ORAL CRAVITY

2018.08.16虫歯予防にキシリトール

よく虫歯予防にキシリトールという言葉を耳にしますが、そもそもキシリトールって、なんなんでしょう?

キシリトールは、自然界では多くの果実や野菜に含まれており、ガムやタブレットなどのお菓子の形で口にするキシリトールは、白樺などの木から作られています。

「甘さも砂糖並みにあるキシリトールは、砂糖と違って、むし歯にはならない?」

キシリトールガム通常、砂糖からは、歯を溶かす酸が作られますが、キシリトールからは酸は全くできません。
また、キシリトールの方が甘みが強いので、その甘味により唾液も出やすくなり、酸を中和することが、キシリトールがむし歯の原因にならない理由のようです。
さらに、キシリトールは、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。
このような働きは、他の甘味料には見られない、キシリトールだけの効果です。
最近では、歯周病予防にも効果があるのではないかと言われているようです。

副作用や危険はないのでしょうか?
人体には安全と言われていますが、おなかがゆるくなるという報告があるようです。

もちろん、基本の歯磨きをきちんとすることが欠かせませんが、上手に活用して虫歯予防をしていきたいですね。

2018.07.18血液臨床応用再生療法

インプラント治療を行う際、そもそも、インプラントで歯をかぶせる方は、歯周病やむし歯でご自身の歯を抜歯しているわけです。
抜歯した歯槽骨は、健全な歯の歯槽骨に比べて、弱っている、物理的に歯槽骨量が少ないケースが多々あり、インプラントの際に、骨造成(GBR)といいますが、歯槽骨を再生することがあります。
むしろインプラントをする場合、どこの歯科医院や大学病院でも、行なうことが多い処置なのです。

方法や材料は、多種多様で、すべてを記載しませんが、当院の考えとして、出来るだけ、リスクが少なく、牛や他の動物からの材料を使わない方法として、化学的な骨の材料と、ご自身の血液10cc程度を採血して行うことがあります。
もちろん、インプラントをする方、全員が採血するわけではありません、むしろ9割くらいの方が採血せずに、骨造成を行うことが可能です。

 

血液臨床応用再生療法7月15日に、そういった内容の勉強会に参加してきました。

実際、採血した後、どのようにしていくかというと、血液が入った試験管を遠心分離器にかけて、血清を分離します。
その時の回転数や時間、抗凝固薬をいれるかどうかで、PRP、PPPやPRGFとかA=PRGFといった血餅を生成し、創部に利用していきます。

そうすると、傷の炎症がましになったり、治癒がはやくなるという報告が出ております。
最近では、プロ野球選手の方が、歯ではなく、身体の治療で利用し、少し話題になったかもしれません。
インプラント業界では10年前くらいより存在し、年々新しい技術が開発されています。

なんか怖そうなタイトルでしたが、逆に自分の血液を少量利用することで、他の動物(狂牛病等)の感染リスクが減り、治癒が良くなるという、なかなかに画期的な技術のお話でした。

2018.06.27お茶のパワー

歯磨き粉に比べればごくわずかな量ですが、実は、虫歯予防に効果的なフッ素がお茶の中にも含まれています。

緑茶カテキン

緑茶の中で、フッ素が最も多く含まれているのは番茶ですが、緑茶と同じ茶葉を使用して作られる紅茶やウーロン茶にもカテキンやフッ素が含まれています。

 

さらに、お茶にはカテキンも含まれていて、抗菌、殺菌作用や抗酸化作用といった効果もあると言われていますが、歯に付着すると、歯を溶かすミュータンス菌(通称虫歯菌)の活動を抑える効果や、歯垢の固まりであるプラークの形成を予防する効果も期待できます。

 

もちろん、毎食後の歯磨きも欠かせませんが、自分の大切な歯を守りたいという人や、健康な歯をできるだけキープしたいという人、さらには歯医者さんで虫歯治療をしたくないという人は、効果的に取り入れたいものですね。

 

ちなみに、院長は、ダイエット効果にも期待しております、、、

 

 

2018.05.29フッ素塗布について

フッ素は歯質を強化し、むし歯の原因菌への抵抗性を高めてくれます。




①歯質の強化
フッ素が歯のエナメル質や象牙質に取り込まれて、強い結晶構造をつくることで、歯を強くします。

②再石灰化作用の促進
フッ素がむし歯になりかかった部分に取り込まれ、歯の回復(再石灰化)を助けます。

③ミュータンス菌の抑制
フッ素の抗菌力により、むし歯の原因菌のひとつであるミュータンス菌の働きを抑えます。

松本歯科医院で塗布するフッ素
年2-3回塗布すると虫歯予防に効果的と言われています。

家でするフッ素
医院でのフッ素と濃度が違います。

2018.05.29様々な歯間部清掃器具

歯磨きをさぼったことはない、むしろ頑張ってしているつもりなのに、
なぜか歯科医院に行くと、むし歯や歯周病を指摘される。
なんか疑問や理不尽さを感じませんか?
松本歯科医院では、そんなお悩みにお応えするために、
通常の歯ブラシ以外にも、ひとりひとりの患者さんに合った清掃機具をおすすめしております。

フロス

Y字フロス(熊手と院長が勝手に呼んでます。)

ワンタフト

歯間ブラシ

 

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